新手の振り込め詐欺かも!

Posted by ogasawara | Posted in 告知, 条約, 特許法 | Posted on 19-09-2013

新手の振り込め詐欺かも!
クライアントさん(個人情報は削除済み)のところに直接届いた請求書です。
おそらく免責のため、下の方に小さく支払う義務はないって書いてあります。
PCT出願(特許の国際出願)の国際公開後に届いたようです。
この手の詐欺がネット上でいくつか報告されていました。
ほとんどの人は関係ないと思いますが、念のため。

中国での商標問題の現状と対策

Posted by ogasawara | Posted in 商標法, 条約 | Posted on 22-06-2012

昨日、「中国での商標問題の現状と対策」というJETROの方の講演を拝聴してまいりました。どのトピックスも傾聴すべきお話しでした。中でも、抜け駆け商標登録問題についてのお話しが興味深かったです。

現状はひどいものです。例えば、47都道府県のうち27の名称、政令指定都市では3つの名称で、ほぼ同一の商標出願が確認されたとのこと。事務所に戻ってから「愛媛」の名称で調べてみますと、流石に愛媛県は「飲料」や「柑橘類」では商標権を取得しているようですが、中国人が申請者と思われる登録商標が写真以外にもまぁ多く見つかりました(写真は講演で紹介されていたものです。)。「青森」については登録を取り消すために250万円の費用がかかったそうです。

これは本当に由々しき問題で、悪気がなくても侵害者になり得るということは皆様ご存じのとおりです。

抜け駆け登録問題の原因は、下記の3つに大別されます。
1.現地代理店が、委託元の企業名や商品名を登録する。
(代理店を変える場合に、自社の商標が使えなくなってしまう。)
2.ライバル企業(模倣業者も含む)が、日本企業との関係を連想させるために先に登録してしまう。
3.商標ブローカーが、日本企業に高値で買い取りを迫るために登録する。
(買い取り価格が数千万円に及ぶこともあります。)

抜け駆け登録されないための対策ですが、やはり、
0.自社商標を一刻も早く外国に出願登録する。
というのが、最大の予防策です。

では、抜け駆け登録されてしまった場合ですが、以下の対応策が挙げられます。
1.相手の先願登録を無効化する(相手の不正目的・悪意を証明する必要有り。)。
2.登録後3年間使用実績がなければ、不使用取消請求をする。
3.商標権の使用許諾或いは買い取りの交渉をする。
4.別ブランドでのビジネスを検討する。

0.以外の手法は費用や時間が掛かるので、一刻も早い出願をお勧めします。

商標登録ステーションはこちら

商標登録にはいくらかかるの?

商標登録までの流れは?

国際特許??

Posted by ogasawara | Posted in 商標法, 条約, 特許法 | Posted on 21-03-2012

「国際特許 パナソニック2位転落 中国企業首位、インド企業の申請も目立つ」というニュースについて。

ネタ元は下記のサイトです。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120305/fnc12030523480009-n1.htm

中国やインドなど新興国企業の躍進が目立つという記事内容ですが、職業柄、「国際特許」の用語が気になりました。「国際特許」というと、一見、世界中で通用しそうな特許制度に関する名称だと思われるかもしれませんが、今のところ世の中にはこうした特許制度は存在しません。「世界特許」という用語もこの類だと思われます。もし、単一の手続によって取得可能、かつ、多数の国で有効な特許という仮想的な概念として使用しているのだとしたら、正しくは国際出願件数のことですね。ちなみに、「世界特許」は、現在、「世界中で通用する統一的な特許制度を構築したらどうか」と議論されておりますので、今後、メジャーな用語になるかも知れません。記事の揚げ足をとるつもりはなかったのですが、紛らわしいので整理しておきますね。

国際出願:特許協力条約(PCT)に基づく特許出願のこと(国内-->国外)。単一の手続で多数の加盟国に出願した効果を得られる制度であって、その後の特許取得のための手続きは各国別に行う必要がある。

国際特許出願:国際出願のうち、日本国を指定国に含めたことで我が国の特許出願とみなされた特許出願のこと(海外-->日本)。要するにPCT制度を利用した国内特許出願。

国際登録:標章の国際登録に関するマドリッド協定の議定書2条(1)で規定する国際登録のこと。ちなみに、マドリッド協定議定書は、商標について、世界知的所有権機関(WIPO)国際事務局が管理する国際登録簿に国際登録を受けることにより、指定締約国においてその保護を確保できることを内容とする条約です。

国際登録出願:日本国民等が我が国にした商標登録出願等を基礎として国際登録を受けようとする場合に我が国の特許庁長官に対して行うその意思表示たる手続のこと(日本-->海外)。

国際商標登録出願:マドリッド協定議定書3条(4)に規定する国際登録の日又は事後指定の日にされた商標登録出願とみなされた日本国を指定する領域指定のこと(海外-->日本)。

国際出願件数については、下記のサイトでご覧戴けます。
http://memorva.jp/ranking/world/wipo_patent_pct_applicant_2011.php

外国へ特許出願する方法は、国際出願に限られず、日本へ特許出願後、明細書翻訳文を用意し、1年以内にパリ条約の優先権主張を伴う出願(パリルート)をすることもできます。例えば3ヶ国であれば、費用的にはパリルートの方が安くなる場合が多いようです。ですので、国際出願件数の評価だけで、日本の技術力を云々語るのはやや短絡的かも知れません。海外に特許出願や商標出願する場合の手続の説明についてはまた別の機会に掲載する予定でおります。

見慣れない用語もあるかと思われます。「商標登録ステーション」のサイトに用語集のページを作成していますので宜しければご覧ください。
http://trademark.ogasa-pat.com/vocabulary/

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