切り餅事件の控訴審

Posted by ogasawara | Posted in 特許法, 訴訟 | Posted on 27-11-2011

今日のトピックスは切り餅事件の控訴審について。以下、新潟日報2011年11月25日の記事です。

『切り餅に入れる切り込みの特許をめぐる訴訟で、佐藤食品工業(新潟市東区)は25日、越後製菓(長岡市)から求められていた14億8500万円の損害賠償額が59億4千万円に引き上げられる変更申し立てが同社からあったと発表した。訴え変更の申し立ては16日付。佐藤食品工業は上場企業のため、開示する義務があるという。』

侵害を認める中間判決があったので、原告の越後製菓さんは、より高額の損害額が認められそうと判断したのでしょうね。以下、MSN産経ニュース2011年9月7日の記事から引用しています。

『「サトウの切り餅」で知られる業界最大手の佐藤食品工業(新潟市)の製品が切り餅の「切り込み」の特許権を侵害したとして、業界2位の越後製菓(新潟県長岡市)が佐藤に製品の製造販売差し止めと約14億8千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審の中間判決が7日、知財高裁であった。飯村敏明裁判長は「佐藤製品が越後の発明の範囲に含まれる」として、越後の請求を棄却した1審東京地裁判決と異なり、特許権侵害を認める判断を示した。

越後は、側面に切り込みの入った、焼いても中身が噴き出しにくい切り餅を開発し、平成14年に特許を出願。佐藤は側面に加え、上下面にも切り込みを入れた商品で15年に出願し、ともに特許登録されている。

越後の特許は切り込みについて「底面や上面ではなく側面を一周する」と記載。1審は文言通り、特許範囲は「側面のみ」切り込む技術に限定されると判断、請求を棄却していた。

これに対し飯村裁判長は、記載は「側面に切り込みを入れることを明確にするもので、上下面の切り込みを特許範囲から除外するためではない」とした。』

それにしても切り餅の切れ込みひとつのアイデアで59億4千万円ですか。私も、上下面や側面が特定できないような形状、例えばラグビーボールのような形状に切り込みを入れた切り餅について出願しようかな(笑)。

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