特許庁長官の年頭所感

Posted by ogasawara | Posted in 告知 | Posted on 07-01-2012

3日前ですが、特許庁長官の年頭所感が公表されました。
http://www.jpo.go.jp/shoukai/choukan/h24_beginning_comment.htm

ポイントは以下の3つのように思います。
1.本年4月から特許料金の減免期間を3年から10年に延長するなど支援を拡大する。
2.意匠の国際登録に関するヘーグ協定への我が国の加入について検討する。
3.音や動き、色彩など、より消費者に商品イメージ等を直接伝達する新しいタイプの商標の登録制度についても検討する。

3については、2013年にも法改正を目指すのは既定路線のようです。
http://www.nikkei.com/news/article/g=96958A9693819481E2E5E2E29F8DE3E1E3E0E0E2E3E39F9FE2E2E2E3

音商標とは、企業がテレビ広告などで企業名や商品名にオリジナルの特徴的な「音」でアピールして宣伝に使う手法です。例えば、インテルの「♪ポーン ピポンパンポン♪」という音は、日本のTVCMでも海外でも使用されていて、「インテルの音だ」とイメージする方も多いと思います。

海外では、音について商標として認めている国がすでにあります。アメリカ、欧州共同体商標意匠庁(OHIM)、イギリス、ドイツ、フランスです。アメリカで音商標として有名なものに、ハーレーダビットソンの排気音が商標として認められたケースがあります。ハーレーの排気音は独特です。他にもアメリカのNBC放送がラジオサービスを識別する3つのチャイム(ステーションジングル)などがあります。

海外では「香り」や「匂い」も商標として認めている国が有ります。例えばイギリスでは、自動車のタイヤに薔薇を連想させる花の香りをつけているものが商標として認められていたり、ダーツの羽にビタービールの強い香りを付けたものが認められたりしています。

音商標については、新たなビジネス展開が期待できるのではと思っています。商標というのは選択物(発明や意匠のような創作物ではない)で良い商標は有限です。また、商標登録は早く出願した者勝ちの世界です。これはという音があれば早めに権利取得の準備をされておかれることをお勧めします。

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