「違法ダウンロード刑事罰化・著作権法改正案が衆院で可決」というニュースについて

Posted by ogasawara | Posted in 著作権法 | Posted on 19-06-2012

今回は、「違法ダウンロード刑事罰化・著作権法改正案が衆院で可決」というニュースについて。なお、著作物に関する権利についての相談に応ずることも弁理士の業務範囲とされています(弁理士法4条3項)。

違法ダウンロード刑事罰化・著作権法改正案が衆院で可決

従来は、CSS※を回避してリッピングするソフトをユーザーが入手し、CSSのかかった市販のDVD-Videoをコピーしても、私的使用の範囲なら現行の著作権法と不正競争防止法の規制対象にはならないと考えられてきました。また、コピー目的でDVDレンタルを利用しても、その真意を他者が判断することは難しく、著作権法にも特に規制はありませんでした。

しかし、政府提案の改正案が施行されれば、それらの行為は違法になります。罰則規定はないものの、今まで以上に、不法行為責任(民法709条)が問われるようになると思います。

かく申す私めも、私的使用の範囲でバックアップしたこともありましたが、改正案が施行されれば、もうバックアップできませんね(>_<) ユーザーにとってはフレンドリーでない今回の改正ですが、悲しいかな、それだけ私的使用の範囲を超えた悪質なコピーが横行したということなのでしょう。

今回の改正が上手く機能して、市販のDVD-Videoがお手頃価格になって欲しいと願うばかりです(地デジのコピーワンスのように枚数制限を設けてコピーを許すというのもありだと思います。レンタルの場合、この仕組みを設けるのは技術的に難しいと思いますが・・・)。

※市販のDVD-Videoには「CSS」(Content Scramble System)と呼ばれる視聴制限技術が施されているため、単純にディスクからHDDへファイルをコピーしても、再生時に暗号化鍵を復号できず、正常に再生できない。したがって、DVD-VideoをリッピングするにはCSSを回避(解除)する必要があり、実際にCSSを回避してリッピングを行なうソフトは複数存在する。

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